約2ヶ月半ぶりに電車というものに乗った。
3月の吉祥寺のライブ以来。
そういえば、ほんと最寄りの駅から外に出ていなかった。
というより、私の場合、スーパーにもこの数ヶ月、2,3回しか行っていない。
数日に一回、ごく近所のコンビニに行く程度。
こんなに家にこもっている人も珍しいと思う。
美容院や歯医者も、怖い・・・というわけではなく、
なんとなく行っていなかった。
そろそろ行かないとな!!
この感覚。なにかに似ている!
出産後の感覚に非常に似ている。
産後2ヶ月位たち、いよいよ外での活動をスタート。
その時に吸う外の空気。
私の場合は・・・ですが・・・。
あの時のなんとも言えない、あ〜〜〜久々に、世の中に出てきた。
久々に外の空気をしっかり吸えるのだ。
嬉しさと、身体も気持ちもまだなんとなくリハビリ中のような部分があって、
ちょっとした不安も入り交じるあの感じ。
2ヶ月前までは自分の中に赤ちゃんがいたのに、
2ヶ月後はベビーカーと自分になっている。
お腹はぺったんこだ。
本当に不思議な感覚なんです。
さて、3月下旬に、生徒さんたち数名と一緒に聞きにいった
吉祥寺でのJazzライブ。
数日後、東京は緊急事態宣言。
その数日後オンラインレッスンスタート。
オンラインレッスンは軌道にのり山場は越え
既に通常レッスンの比重が大きくなっている。
今回は中野スウィートレインでのライブだ。
自分も2月に演奏させていただいた。
自分にとってコロナ爆発前、最後に演奏したライブも中野スウィートレインだ。
ライブハウスのマスターやママとはFBでつながっている方も多いが、
こちらのお二方もそう。
かれらの記事を読んでいると、どれほどライブハウスの皆さまが
大変か・・・ということが実感として伝わってくる。
ライブハウスは危険!とひとくくりにされて、
なかば誹謗中傷のまと・・・のようにすらなっていた。
小さなお店。
お客さんは通常、5名から10名。
満席でも20名。
そういうライブハウスというのは東京に山程あるのだ。
私が出ているライブハウスでも
大きいところでも大塚GRECOの満席で40席位の箱。
螺鈿隊等で演奏する時は、100名位のライブハウスとコンサート会場の間位の箱が
多いけど・・・。
実際、この数年、何度もJazzライブを中心にライブハウスへ聞きに行っているが、
「密」を感じたことはほぼない。
逆にあまりにも閑散としていて・・・
驚くことの方が多いのだ。
それでも、どんなライブハウスでも、ライブハウス・・・としてひとくくりに
称されて、営業すると大変なことになってしまう・・・。
でも、しなければ・・・・閉店する位、事態は深刻・・・。
助成金で乗り越えられるのか・・・・。
それも全くあてにならない・・・・。
そんな中、各ライブハウスは、驚くほどの万全の対策をこうじて
6月からライブを再開しはじめている!!
ここ中野スウィートレインも
どういった対策を準備しているか、事細かく、FBで紹介し続けていた。
マスク、換気、消毒、(靴の裏まで消毒してもらうという徹底ぶり!)
カウンターと客席の間にシールド。
客席にも席によっては、アクリルボード。
客席は10名限定。
演奏者の人数が多い時は8名限定。
こんなに万全でも足りないというのなら、
もうどこへ行っても危ない!
家にいたって危ない!
それにしても、聞きに行く立場としても、
演奏する立場としても生はありがたい
今回のライブは、石井智大さん、金澤力哉さんのデュオ。
この数ヶ月の思いが音に溢れていた。
途中で、ふとコントラバスとバイオリンだけなんだ。
最初の完全インプロ、てっきり曲かと思って聞いていた!
良かったな〜。
最初からこんなに深い音楽聞いてしまって、
これからどうなっちゃうの!
客席にはなんと、お父様の石井彰さんも!!
賀子さん、某新聞社の某マスクマン、某コージくん、、某コラーの会長さん、
会いたい人たちに会えたよろこびも😍
お客様は、6名。
普段でも、こちらのライブハウスは、これくらいの規模のことも多いんですよ。
しかもミュージシャンたちは、この数ヶ月、ほぼ家にこもりっきりです。
電車にもほとんど乗っていない。
会社にだって行っていない。
人とほぼ接していないんです。
皆さん、どうぞライブハウスは危険!と心配しすぎないでくださいね!!