沢井の福田優子ちゃんと定期古典曲合奏勉強会
課題曲を決め各自練習を重ね、当日じっくり合奏勉強。前回は「松竹梅」。
今回は「吾妻獅子」。
三絃と箏。パートを入れ替え。
正座で3,4時間演奏するのも清々しい。
優子ちゃんは高校生のころからの演奏仲間。
お互い現代曲での活動が多いものの、
古典も好きで、頻繁に合奏する機会を増やしたいねと言いつつ、
なかなかできなかったのが昨年秋に意を決し😊
一曲20分。最後までたどりつくと、集中力でかなり消耗しますが、
何度か繰り返すといろいろなことが見えてくる✨
一番は間合い。
どこかで弾く目的があるわけではないけど、一緒に練習できるってとっても贅沢なこと。
決してお楽しみではなく、切磋琢磨するためにご一緒できる仲間がいるのはとても幸せ💖
けっこうな緊張感❗
そのうち何らかの形にできるといいな、という遠い目標もさだめつつ。
※箏には大きく分けると、古典曲と現代曲というジャンルがあるんです。古典曲はおもに地唄といわれるジャンル。箏や三絃は弾き語り。尺八が入ることが多い。
〜歌詞〜
昔より云いならはせし東下りのまめ男
慕う旅路や松が枝の 富士の高嶺に白妙の
花の姿に吉原なまり君が身にそふ牡丹なれて
己が富貴の花とのみ やたけ心も憎からず
思い思ふ千代までも なさけにかざす後朝に
糸竹の心みだれがみ うたふ恋路や露そふ春も呉竹の
かざす扇にうつす曲 はなやかに乱れみだるる妹背の道も
獅子の遊びで幾代まで
変わらぬ色やめでたけれ
峰崎勾当 作曲 1797年