箏を始めて、かれこれ27、8年。
初めての舞台は、小学校3年生。箏の「金剛石」。
4年生の時、三味線「若水」。
母と、父(尺八)とその頃はいつも3重奏。
歌好きの母のため、歌ものばかりやらされていました。
客席200人くらいの小さな仙台市のホール。
母の所属していた派の毎年恒例のおさらい会。
16歳のとき名取(準師範)という免許。
試験などはなく、師匠の采配にゆだねられるのみ。
授与式のようなものでは家元の前での演奏があるので、
ある程度のレベルは必要なのですが。
今思うと、どれだけ弾けていたのか・・・・。
その後上京の際、沢井箏曲院に入会。
いろいろなことを言い訳に、資格試験を避け続けてきた私。
おととし、初級、中級、上級を受け、
おととい、講師試験を受験しました。
思い起こすと、それまでの道のりは長かったのかも。
内弟子、箏衛門、螺鈿隊、その他いろいろな出会い、イベント、
ハプニング、涙、笑い、・・・・・。
(私的なことでは、結婚、転勤、出産など。。。)
気づくと、沢井箏曲院に入ってからの年月の方が長くなっていました。
結果はまだ出ていません。
試験の際の自分の不甲斐なさに、
かなり落ちこんでおりましたが、
冷静になると、
周りの方々の協力、理解、励ましがあって
受験出来たことを幸せに思います。
本当にありがとうございます。
そして、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。