おさらい会レポート⑤

12時半開場。

13時開演。

とにかく、予定時刻にはきっちりコンサートが終了することを目指し・・・・
ほぼ13時丁度に演奏スタートしました。

既にお客様も沢山いらしてくださって、
一曲目から、和やかな雰囲気の中、演奏できました。

今回どうしてもプログラムに入れたかった「六段の調べ」

お箏だけで演奏するか・・・・
尺八にも入っていただくか・・・
基音をDにするか、GにするかAにするか・・・・
お箏は替手を入れるか・・・
三味線も入れようか・・・・・

一番悩んだ曲でした。

尺八と合奏するとなると、一般的には本手の基音はGになります。
つまり低調子。

まだ箏を習って1,2年の方達も合奏には入っています。
となると低調子での演奏はかなり難しい。
レッスンでは大抵、高調子(基音D)で弾いていますから。

でも、やっぱりせっかくなので、尺八との合奏をしたいじゃないですか〜!!
一旦は、箏本手オンリーで、基音Dにします!!と宣言をした私でしたが、
生徒さんたちのご様子を見ていると、できれば尺八と合奏したい、低調子でがんばりたいという雰囲気がひしひしと伝わってきて、
押し手の練習もすごく頑張ってるご様子。

これは、もうGでいくか〜〜!!と腹をくくりました。
それは10月入ってから・・・・・だったと思います。
それまでウジウジウジウジ、どうしようどうしようと生徒さんの前でも優柔不断な表情を見せまくって
いたことと思います・・・・・今思うと、相当情けないでございます。

しかし、問題が一つ。
基音Gの低調子だと・・・・・普通の糸の張り具合の箏ではとても弾けません。
小柱を何個つかっても足りません。
しかも、四とか押せません〜〜〜。
かなりアクロバティックな体制になってしまうのです。

ということで、一般的には、低調子用の箏を使うのです。(糸をゆるく張っている箏のこと)

が・・・それを10面用意するというのは・・・・・・
今回20面の箏を教室から出す予定だったのですが、半分が低調子・・・・となると、
糸締め調整の問題もさることながら、
残り10面の高調子用の箏しか無くなってしまって・・・・・使い回しが上手く回らない!!

いや〜〜〜働きもしない頭をフルフルに回転させまくりましたが、
なかなか良い案浮かばす・・・・。

ま〜〜〜なんとかしよう。なんとかなるさ・・・・と
(これがまたタチが悪いのです。ドリンクコーナーのお菓子は綿密に決めるのに・・・
一番大事なことを・・・・なんとかなるさ〜〜・・・・と思ってしまう・・・・・これもAB型??笑)

11月頭まで、あいまいなかんじにしておきました。
生徒さんにとってはえらい迷惑です。ほんと。先週は「D」でとか言っておきながら、
今週は「やっぱりGで」とか・・・・・最低・・・・。

いざ小湊先生がリハにいらっしゃる数日前・・・

そうだ・・・・八寸管ではなくて、六寸管の尺八で吹いていただければ、
一音、基音をあげられるじゃない〜!!
基音をAにすれば、普通の箏でもなんとかイケル!!

私って・・・・・・天才かも〜〜〜!!??(なわけない・・・知ってる人は知ってますがな・・・)

小湊先生にカクカクシカジカ・・・・・六寸管で吹いていただくことってアリでしょうか・・・・。
これって邪道じゃないんでしょうか・・・・・

とご相談。

「全然大丈夫〜〜〜〜!!!むしろ華やかになっていいかもよ〜〜〜」

むしろ邪道なことを楽しむ傾向にある小湊先生・・・・(あ・・・・とんでもなく失礼かも・・・)

あっさり解決・・・・・。

ちょっと拍子抜けしたのですが・・・・笑。

リハでも何の違和感もなく、六段が形となり・・・。
押し手もいいかんじとなり・・・・
低調子の箏を大量に準備する必要もなくなり・・・・

本当に胸をなでおろした事件(じゃないか・・・・笑)でした。

いや〜〜〜私の知識がなかっただけですわ。

今後は、GでもAでも何でもござれ〜〜〜〜笑。

今回は、箏は本手のみでしたが、
今後、替手を入れたり、三絃を入れたり、
と少しづづグレードアップしていきたいと思っています♡

ということで、なんだか、ちょっと意味のわかりにくい(特に箏をやってない方には
まったく持って、面白くない・・・・・)内容でごめんなさい〜。

レポート第5弾にして、やっと演奏に入りました・・・・。

先が長いわ・・・・こりゃ・・・・・笑。

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