かわいい子には・・・・てごたえ。

後悔先に立たず。

生徒さんに時々、あちゃ〜〜〜ということを言ってしまいます。
今月に入ってからも数回。

悩みどころです。

言わない方がいいのか。
言った方がいいのか。

言わないと自分が我慢するだけではなく、ご本人にとっても解決にならないし・・・
でも、解決しなくても本来はいい問題なのかもしれない・・・・
大きなお世話なのかもしれない・・・
ご本人は何ら気にもしていないことなのかもしれない・・・・

一時間のレッスンの間中、
そのことばかり頭をめぐらし、一人で葛藤し
レッスン終了後、腹を決めて話すこともあれば、
また折をみて、様子をみて・・・・・からにしよう・・・・と思うこともあります。

指導させていただいて一年位たってくると、
信頼関係がだいぶ築けるかんじがします。

正直、それ以前は、教室のことをどうお考えなのか、
指導者の質をどのように判断してくださっているだろうか、
本当にお箏を弾いていて楽しいのだろうか、
続けていきたいと思ってくださっているのだろうか、・・・・
不安は尽きません。

でも心配ばかりしていても仕方ないので・・・・
結局は「来る者拒まず、去る者追わず」になります。

大好きなビリー・ジョエルの曲に誰もがしっている「HONESTY」という曲があります。
大学の頃、教育実習に行ったとき、この歌を高校生に聞かせたくて
授業丸々この曲の翻訳とか、ただ皆で聴く・・・みたいな勝手なことしました。
一応、文法とか使える文章もけっこうあったので（笑）。

高校生はビリー・ジョエルさえ知らず、曲もしらず、かなり新鮮だったようです。
一回聴いて皆虜になっていました。

名曲は名曲。

「Honesty」・・・・自分でも大事にしたいと思う。

結局は・・・・そこです。

話はもどりますが、先週、ちょっと久しぶりにいらした生徒さんにものすご〜〜〜く厳しいことをお話しました。
といいますか、これまで何度かその生徒さんには話している感じがします。

「練習したの？」
「難しい曲だけやっても、これが弾けないようじゃ、全く意味ないですよ」

これは序の口で、ま〜〜〜よく出るわ出るわ・・・・。
私は悪魔の申し子か・・・・・。

忙しい大学生。
大学3年生。

大学三年生はほんとに忙しいと思う。
私もそうでした。いつ寝ていたか・・・・いつ食べていたか・・・というくらい。
体重も人生でもっとも下がった年。
4年生になったら・・・５キロ増えた・・・・笑。なんだそりゃ？？
バイトに、部活に、勉強に、彼氏に（これはどうでもいいか・・・・笑）、そして箏に・・・。

でも一番充実していた学年。
だから大学生に「無理はしないでね・・・」とはあまり言いたくない。

若いんだから、ちょっと無理するくらいじゃないと。

いろいろなことに挑戦しているこの生徒さん。
なおさら、ちょっと無理しないと全てはクリアできないはず。
音楽も趣味ではなく、つきつめていきたいと思っているはず。
もちろんできるだけのバックアップはするつもりです。
したいと思います。

でもそれには、やっぱり応えていただかなければいけない。

で・・・激を飛ばした後、
数日後にレッスンを予約なさったのですが・・・・果たしてあらわれるかどうか・・・・。

で、10日（日）8名のレッスン。最後の枠にご登場しました。
しかも前回ほとんど弾けなかった曲が見違えるように上達しています。

ちょっと泣きそうになるくらい嬉しかった。
8名分のレッスンの疲れなんてどっかへ吹っ飛んだ。

とはいえ・・・・やっぱりあまりきつく言うのは・・・・
いかがなものか・・・。

と反省の日々は続きます。