きっかけに。

あじゅとかじがいない今回の螺鈿隊。

螺鈿隊として、螺鈿隊のメンバーとして
恥ずかしくないよう・・・・
二人の分もがんばろう〜〜〜〜

という気持ちがいつの間にかプレッシャーになっていて
本番一ヶ月前位からいつにない緊張感。

今回弾く「百花譜」は自分にとって初めての曲。

10年位前、高松滞在中、
一恵先生の大阪レッスンを一度だけこの曲で受けたことがありました。

合奏も本番も未経験。

大好きな大好きなあこがれの曲なだけに、そう簡単な気持ちでは弾いてはいけない曲と
ずっと思っていました。

メンバーで相談の上、
今回は箏のいろいろな魅力がギュッとつまったこの曲が良いのでは・・・

ということに決まりました。

うわ〜〜〜〜この曲を・・・・いきなり
こういった舞台でか〜〜〜〜〜〜〜
ライブ中継されちゃうし・・・・・その後、世界で配信だよ〜〜〜〜〜汗。

どうしよう〜〜〜どうしよ〜〜〜〜。

と内心慌てていたのはおそらくメンバーは知らないでしょう(笑)。

10年ぶりに開いた楽譜。

どんなこと思ってあの頃練習したんだろか。

思い出せない。

思い出すのは、高松の社宅に
はじめて買ったマイ17弦が長野県から送られてきて
その17弦で百花譜を弾きたいと思って、
その前に、まずは箏で!!と思って練習した記憶。

大阪まで2歳の長男と生後数カ月の次男を連れてレッスンを受けにいった記憶。

さて、今回、一恵先生にも数回見ていただき、ありがたいことに、
何度か合奏もしていただきました。

最初の合奏で・・・・感動で手が震えました。
自分が何を弾いているのかわからなかった。

先生の気迫と厚みがあり、柔らかく、かつ力強い音に
涙がでそうになります。

自分はとてもとてもまだ弾きこなせない曲だ・・・・とも思いました。

あと5年、10年・・・・でなんとかなるか・・・。したいな・・。

でも、今の自分、今の環境の中でできる演奏をすることが大事なんだよな・・・

と思うように切り替えなければ〜〜〜〜〜。

せっかくいただいた演奏の機会。

たった一人だけでもいいから、
何か感じていただける演奏ができたら・・・

こんなとき、ほんと慎くんは頼りになります。

精神的にも演奏の上でも。

4人の時とは、また違った合奏から沢山のことを学んだし、
未熟っぷりもこれでもかというくらい実感したし、
これからやるべきことも、また新たに見つかったし、

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