あたたかさ。

今回、仙台で過ごした時間の中で
かんじたこと。

あたたかさ。

人のあたたかさ。

梅岡先生の生徒さん達のあたたかさに
癒され、元気をいただき、
東北という地で、箏、そして沢井の曲を一生懸命勉強なさって
発信なさっている姿にとてもとても感動しました。

今回ご出演なさった6名の教師の皆様の箏に対する情熱、
この演奏会を成功させるために取り組んでらした1年間の努力

並大抵のことではありません。

大きなステージで大曲を独奏なさることももちろん大きな挑戦だったと思いますし、
最後の合奏曲ではなんと8月から合計10回の合同練習を積み重ねてらしたとのこと!!

中には岩手、青森から毎回新幹線で通ってらした方もいます。
お仕事なさっている方、子育て真っ最中の方、
皆さんお忙しい中・・・・。

本当に頭が下がる思いばかり。

すごくすごくすごくすごく皆さん謙虚で

「上手く弾けないので、とにかく、時間をかけて、何度も合奏練習するしかなかったのです・・・」

なんておっしゃるのです。

ここで強調したいのは、

皆さんとてもお上手なのですよ。本当に。

中には箏をスタートして5年で講師の資格をとり、
その2年後(つまり7年)教師の資格をおとりになった方もいらっしゃいます。

生徒さんの努力もさることながら
梅岡先生の導き方にも、ただただ感動するばかりです。

本当の指導者だと。

本当の師匠だと。

私は梅岡先生の所に通っていたのは20年位前までになります。

ですので、今回ご一緒なさった教師の皆さんとは、おそらくほとんど
重なっていないと思います。

7年前と5年前にやはり梅岡先生の演奏会や
沢井30周年の時に、仙台に行かせていただきましたが、
その頃、お会いしている位なのです。

ですが、どのかたも「まゆこさん、まゆこさん」と
声をかけてくださって、身近な姉弟弟子のように
接してくださって。

それがどれほど心強く、
ありがたかったことか・・・・

よく考えれば・・・私なんて、東京へでてもう20年。
よそ者のような感じに思われても当然位の存在なのです。

それが・・・・こんなにもあたたかく迎えていただけるというのは。

地方と東京・・・

地方にいると、東京は特別な感じがします。
箏についても、東京の方達はすごく上手な気がしたり、いろんな面で進んでいたりと・・・
全然違う世界のような気になってしまったり・・・

自分も仙台にいるときはそういう気持ちでした。

でも、今逆の立場になって思うこと。

まったくそんなことありません。

もっともっと自信を持っていただきたいと強く思うのです。

もっともっと発信していただきたい。

東京で活動していることに甘えている自分を情けなく思いました。

私は、仙台出身として恥ずかしくないように
もっともっとがんばらないといけない!!って
思わせていただきました。

本当に大きな大きな刺激をいただいた今回の仙台だったのです。

続く。

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